ICTの活用・DXの実現は、中期経営計画 BLUE ACTION 2035における「最重要強化分野」。
海陸一体で変革を推進し、商船三井さんふらわあは、10年後も愛される会社を目指します。
デジタルの活用で時間を創り、
人が輝く仕事へシフトする
デジタルは人を減らすためではなく、
「本来やるべき仕事」に集中する時間を創りだすために存在する
DXは、単にシステムが変わるだけではなく、私たちの「働き方」を変えていく取組みです。
プロフェッショナルとしての仕事に集中できる時間を創り、お客様に感動と利便性を提供する。
どんなに高価なシステムも、便利なAIも、使うのは「人」。
変革の主役は社員一人ひとりです。
私たちが直面している"2035年問題"
日本社会は今、「2035年問題」と呼ばれる大きな社会課題に直面しています。
超高齢化の進行により、2035年には総人口の約3分の1が65歳以上となり、社会や産業のあらゆる分野に影響が及ぶと見込まれています。
こうした課題の中でも、特に大きな影響をもたらすのが労働力の枯渇です。
働き手の減少により、従来の人手に依存した業務の継続は、今後ますます困難になることが想定されています。
フェリー・内航RORO船事業を担う当社にとってもトラックドライバー不足をはじめとする少子高齢化の影響は、物流サービスの持続性そのものに直結する避けて通れない課題です。こうした社会的課題に対応し、安定したサービスの維持・向上を図るため、テクノロジーの活用は不可欠な取り組みとなっています。
"2035年問題"がもたらす主な社会課題
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人口構造の変化による労働力不足
- 現役世代が激減し、採用競争はさらに激化。人財の確保が年々困難になります。
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技術・ノウハウの断絶リスク
- ベテラン層の退職により、現場で蓄積されてきたノウハウが失われるリスクが高まっています。
戦略の3本柱
陸・海の双方を対象とした「海陸一体」の考え方のもと、3つの戦略を推進します。
守りのDX
陸上
老朽化・複雑化したシステムの刷新による業務効率化。データ連携を自動化し、繰り返しの手作業や属人化を削減します。
海上
センサーによる常時監視と予兆検知、タブレット端末によるリアルタイム連携で安全運航のレベルを飛躍させます。
攻めのDX
陸上
顧客体験(CX)の変革・向上、新規サービスの開発。生成AIの全社展開による業務の高度化を推進します。
海上
生体認証によるスムーズな乗船体験、船内キャッシュレス決済、リアルタイム情報共有など、お客様に感動と利便性を提供します。
DX組織強化・人材育成
全社共通
全員参加型のデジタル活用とICTリテラシーの底上げ。
チェンジリーダーの選出と成功体験の積み上げにより、自律的に改善に取り組める組織を目指します。
中長期ロードマップ
商船三井さんふらわあでは、2035年に向けた3つのフェーズを設定。
徹底したデジタル化から業務プロセスの変革、そしてビジネスモデルの変革へと段階的に進化させます。
基礎構築期
デジタイゼーション(Digitization)
紙の書類や手書き記録などのアナログ情報を徹底的にデジタル化。所在がバラバラになっているデータを統合し、誰もが共通のデータを利用できる基盤を構築します。
展開期
デジタライゼーション(Digitalization)
単なるデジタル化にとどまらず、業務のやり方自体を見直し効率化・自動化。運航データ、気象データ、市況データなどを統合データ基盤へ取り込み活用します。
高度化・自走期
デジタルトランスフォーメーション(DX)
AIの予測・提案をもとに人間が高度な意思決定を行う体制を確立。業務プロセスだけでなく、ビジネスモデルや組織文化を変革し、社会課題解決のリーディングカンパニーを目指します。