新しい輸送が始まることに
ワクワクしました
2009年キャリア入社 吉永さん

Q1. いまの担当業務を簡単に教えてください。
九州航路の貨物営業部である営業二部で、①営業管理と②渉外営業を主に担当しています。
①は年間予算の策定や毎月の乗船台数・収益実績の把握など九州航路の乗船貨物データに基づく分析や、九州航路を運航するために必要な届出書類の作成などを行ないます。
②は担当する乗船顧客(運送会社やメーカーの物流関連会社など)に対する営業活動として、訪問しての商談や電話・メールでの見積提出などの法人営業を行ない、1台でも多くの貨物を当社航路に誘致すべくアプローチしています。
Q2. 印象に残っている仕事のエピソードを教えてください。
印象に残っているのはやはり、特に良かった出来事と特に悪かった出来事です。
特に悪かった出来事として、様々な理由で担当顧客の貨物乗船が著しく減ってしまったときの喪失感や、思い通りに行かないことへの焦りはなかなか忘れることはできません。
反対に、自分が粘り強く顧客に対し提案営業を続けたことにより、新規貨物を獲得し新たに運送契約を結ぶまでにこぎつけることができたときは、他では感じることのできない達成感を得ました。
担当顧客の新規貨物の運行初便に立ち会い、出発して行くトレーラーのお見送りをしたときは、新しい輸送が始まることにワクワクしました。
Q3. 商船三井フェリーに入社をきめた理由を教えてください。
私は一つの畑でキャリアを極めるよりも、今までと違った新しい仕事に携わりたいという思いから転職先を探していました。
そんな中、当社の採用サイトを見たときは、フェリーは旅客も貨物も乗せているので、前職(旅行会社)からの繋がりのある旅客営業(=人流)だけでなく、貨物営業(=物流)にもチャレンジできると思いました。

実際に入社してみると、部店所の異動に伴って、海運業、陸運業、旅行業など様々な業種の仕事に携わることができただけでなく、営業職をメインとして広報(旅客ホームページの編集)や経営企画など複数の職種にも携わることができ、私の希望にピッタリの会社に入ることができたと思いました。
Q4. 社内の雰囲気や社風を教えてください。
社内の雰囲気は非常に穏和だと私は感じています。
営業を主体としている会社ですが、一人ひとりの社員に営業ノルマが課せられている訳ではないため、ガツガツとした印象はあまりないかもしれません。
誰か一人がスタンドプレーに走っても、船は出港できないので、部や支店、本船として所属員が一体となり満船を目指して日々活動していると思います。

しかしながら反面では、何もしなければ目の前の仕事や環境の変化はあまり起こらない会社でもあると考えています。
当社に入社したときのチャレンジ精神を忘れることなく、これからも一層新しい仕事に取り組んで行きたいと思っています。

わたしの航跡 ~キャリアパス~
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2009年 キャリア入社 本社 旅客営業部
北海道航路の旅客営業を担当 入社して初期配属の旅客営業部では、前職(旅行会社)で法人営業を担当した経験から旅行代理店営業を任されました。それまで勤めた旅行会社が今度は顧客となり、元同僚に営業を掛けるのは不思議な感覚でしたが、引続き旅行業界に携わることができ精力的に社外へ足を運びました。
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2014年 出向 子会社 ブルーハイウェイサービス苫小牧港営業所
北海道航路の臨港店業務を担当 初期配属が本社だったため、臨港店の一日の動きが分からないまま送客を続けているのが悩みでした。初転勤・初出向で不安もありましたが、送客を受ける側の業務を知る事で、将来の営業活動にプラスになると前向きに捉えました。乗船窓口で乗船券を販売していたとき、ご乗船のご夫婦から丁寧な対応をありがとうと感謝のお言葉を頂いたことは、当社で働く上で心の大きな支えとなっています。
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2015年 出向 子会社 ブルーシーネットワーク苫小牧営業所
北海道航路の一貫輸送業務を担当 臨港店への出向1年で、同じ苫小牧市内の陸運子会社へスライド出向となりました。同営業所は海陸一貫輸送の北海道側陸送部分を手配する部隊で、ヘッドトラクター(牽引車輌)の運転手へ、道内に乗下船する貨物の配送先・集荷元を指示する等、海運会社に在籍しながら陸運の業務に携わることとなりました。
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2016年 異動 本社 経営企画部
再び1年での異動で本社に復職、経営企画部に配属されました。異動すると早速、15年に一度の新造船(北海道航路のフェリー(現在の「さんふらわあ ふらの」、「さんふらわあ さっぽろ」)、九州航路のRORO船(現在の「ぶぜん」、「すおう」))代替で、官公庁への事業申請業務に携わりました。他にも、2020年から開始となる船舶燃料油の硫黄濃度規制の新情報を収集するなど、多様な業務を経験しました。
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2019年 異動 本社 営業一部
北海道航路の貨物営業を担当 本社内異動で、北海道航路の貨物営業部である営業一部に異動しました。苫小牧での臨港店業務やトラック乗船窓口、一貫輸送業務の経験を活かし、満を持して本社での貨物営業に臨んだつもりでしたが、既にある仕組みを上手く回すことと、一から新たな仕組みを作ることは大きく異なり難しさを痛感しました。
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2020年 異動 本社 営業二部
社会に必要とされる分野で、
会社と共に長く働いていきたい
2018年新卒入社 大峡さん

Q1. いまの担当業務を簡単に教えてください。
現在は博多航路上り便の貨物車及び商品車輌(商品乗用車・トラック・建機等)のブッキングとオペレーション業務を行っています。
ブッキングでは、毎日お客様に乗船予定を確認し、船枠が満船となるよう調整しています。
担当している航路は関東と九州を結ぶ利便性の高い航路です。その為申込が多くしばしばオーバーブッキングとなってしまいます。
船に積載可能なスペースには限りがある為、オーバーした際の台数調整は大変ですが、常に「満船」を目標にお客様満足と当社利益の両方を意識したバランスの良いブッキングを心掛けています。
Q2. 印象に残っている仕事のエピソードを教えてください。
ブッキングされた貨物の積込指示を行うオペレーション業務の中で、お客様の貨物が出港時間迄に港に到着出来ない事がありました。
当社は定期航路の為定刻出港が前提ですが、お客様からは「なんとか乗船させて欲しい」とのご要望でした。
この場合、船への積込作業員や出港準備を進めている船員、そして船の責任者である船長に出港を遅らせても良いかお願いしなければなりません。
時間のない中、港で関係者の方々に対面でお願いし、最終的に船長より「30分であれば待てますよ」との了承を頂けたのでお客様のご要望通り乗船させる事が出来ました。出港は遅れましたが、無事満船で出港していく船を見送った際に、安堵感と達成感を感じました。

Q3. 商船三井フェリーに入社をきめた理由を教えてください。
私は元々陰ながら周囲をサポートし物事を進めていく事にやりがいを感じていました。業界研究を進める中で、「物流業」は私たちの生活の中でなくてはならない社会基盤であると改めて気づき興味を持ちました。
船会社を選んだ理由は、船は大量輸送が可能な上に環境に優しい輸送手段であると知ったからです。陸上輸送から海上・陸上輸送への転換(=「モーダルシフト」)によるCO2排出量削減が注目されており、これからの社会に必要とされる分野で、会社と共に長く働いていきたいと思い入社を決めました。
Q4. 商船三井フェリーのいいところ(好きなところ、自慢できるところ)を教えてください。
入社したての頃、先輩と立ち寄ったコンビニエンスストアで、「この商品は当社の船で運ばれているんだよ」と教えて貰いました。身近な所で商品の流れを理解出来、かつ当社がその商品をエンドユーザーにお届けするまでの一輸送を担っているのだと実感し少し誇らしくなりました。

当社はまだ比較的新しい会社ですが、南は関東~九州、北は関東~北海道と広範囲な輸送網を確立しており、扱う商材も多岐に渡ります。
知識や経験の豊富な先輩方と共に、日々チャレンジし成長し続けられる事に喜びとやりがいを感じています。

わたしの航跡 ~キャリアパス~
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2018年 新卒入社 営業二部
九州(博多)航路の貨物営業を担当 既存の商品車輸送のお客様をメインに、定期的な訪問によるヒアリングや見積作成等のフォロー営業を行っていました。その他、広報として社名入りの販促品の制作や会社パンフレットの校正も行っていました。
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2020年 異動 博多支店(現 九州支社)